沖田修一&守屋文雄 てれてれなふたり 
Dプログラム 16日11:00 【ゲスト来場】 【託児サービスあり】
12年公開の『キツツキと雨』で監督と共同脚本を担当した二人の出会いは、日本大学芸術学部・映画学科。守屋は、俳優としても沖田作品に登場している。ちょっとシニカル、それでいてぽっと温かい人間関係。(たぶん)仲良し二人組が紡ぎ出す、観る者の口角が思わず上がるてれてれワールドをご堪能ください。
『俺の切腹』(シティボーイズのFilm noir)
2010年/日本/カラー/22分 
監督・脚本: 沖田修一 
出演:夙川アトム 中村有志 斉木しげる きたろう 守屋文雄(声)

惣三郎は幕府の陰謀に巻き込まれ、オランダ船襲撃ならびに幕府官僚暗殺未遂の罪で切腹を言い渡される。死を目前にして彼が最も頭を悩ませたのは、死への恐れでも現世への未練でもなく、辞世の句だった。
『青梅街道精進旅行』
2008年/日本/カラー/58分 
原案・監督:沖田修一 脚本:守屋文雄
出演: 高良健吾, 大島蓉子
50歳を過ぎて運転免許を取った母親。青梅街道沿いの人気精進料理店に行こうとするが、友人がドタキャンされる。ならばと彼女は、普段たいした会話もない息子を助手席に乗せ、平均時速30kmで記念すべきドライブを決行するのだった。
『鷹匠』
2004年/日本/カラー/18分 
監督・脚本/沖田修一
出演:守屋文雄 望月志津子 杉山彦々
鷹一筋の男、大木のもとに、ひょんなことから見合い話が持ち上がる。「鷹飛ばすだけが人生じゃないんだから!」お相手、こでまり幼稚園の保母さん・則子に会いに行くため、大木を乗せた車は走り出す。
監督:沖田修一(おきたしゅういち)
77年、埼玉県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、監督した数本の短編作品が、水戸短編映像祭などで受賞。テレビドラマなどの演出を経て、「南極料理人」「キツツキと雨」が公開される。新作「横道世之介」が来年公開予定。
監督:守屋文雄(もりやふみお)
 76年、宮城県出身。日本大学芸術学部卒。第2回ピンクシナリオ募集入選作「ヒモのひろし」が05年「SEXマシン 卑猥な季節」(田尻裕司監督)として映画化。近作に「UNDERWATER LOVE―おんなの河童―」(いまおかしんじ監督)、「キツツキと雨」(沖田修一監督)。沖田作品には、自主映画時代からほぼすべての作品に出演などしている。