考えるテーブル シネマてつがくカフェ「震災と映画」

2010年の様子 昨年の震災を機に本映画祭制作による「明日」が誕生し、私たちにはこれまで様々な声が寄せられました。映画は、作る人、観せる人、そして観る人がいてこそ成り立ちます。その全員が小さなテーブルを囲み、「震災と映画」「震災後の映画のあり方」について対話します。進行役は、てつがくカフェ@せんだい。カフェに行くような気分で、ふらりとご参加ください。

日時:9/15(土)(17:00受付、17:30開始予定)
※7階スタジオシアターにて「明日」上映(15:00~)後
参加費:無料
ゲスト:冨永昌敬監督(「明日」参加監督)佐々木敦さん(評論家)
進行:てつがくカフェ@せんだい http://tetsugaku.masa-mune.jp/

■てつがくカフェゲスト
冨永昌敬(とみなが まさのり)

75年愛媛県生まれ。主な作品は『亀虫』『シャーリーの転落人生』『パンドラの匣』『乱暴と待機』、ドキュメンタリー『庭にお願い』『アトムの足音が聞こえる』など。現在、富田克也監督と真利子哲也監督とのオムニバス『同じ星の下、それぞれの夜』及び詳細未発表のオムニバスが待機中。

佐々木敦(ささき あつし)

64年生まれ。批評家。映画、音楽、文学、舞台、美術、思想など、幅広い分野で執筆活動を行っている。『未知との遭遇』『即興の解体/懐胎』『ニッポンの思想』『ゴダールレッスンあるいは最後から2番目の映画』など著書多数。
◎てつがくカフェ@せんだいとは
哲学とは、わたしたちが通常当たり前だと思っていることからいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった遡行的な問いを投げかけるところから始まる営みのこと。「てつがくカフェ@せんだい」は、そのような問いを参加者どうしが共有し、他者との〈対話〉をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験してもらうことを目的に東北を中心に活動を行なっている。