女性監督、海を渡る
Bプログラム　21日(土)12：30～　★託児サービスあり
国内だけが制作の場ではない…。海外を飛躍の場に選び、かの地でも実力を認められた女性監督3 人が、最も内なるつながり「家族」のかたちを描きます。
『家族の調べ』（Petite musique de chambre）
2008 年/ フランス/ カラー/26 分
監督：山本亜希 脚本：山本亜希　ヴァンサン・モンソー
出演：ナターシャ・パリー 　フランスワーズ・ジラール
ロイック・コルベリー　ヤニック・ショワラ
アレクサンドラは、婚約者を紹介するために老人ホームに住む母親のもとを訪れる。しか し母は、コルサコフ症候群による逆行性健忘を患っており、自分の娘のことがわからない。
監督：山本亜希　やまもと あき
愛知県生まれ、関西学院大学文学部卒業、
パリ第一大学博士課程映画学科中退。主な作品に『海に消えた星』『街灯りの向こうに』がある。本作は、SSFF2010の奨励賞ほか、日仏の数々の映画祭で賞を受けた。
現在、フランスにて中編作品を制作中。
Ｊリーグ20周年記念特別ショートフィルム『 旅するボール』
2013 年/ 日本/ カラー/17 分
監督：大川五月 出演：西畑 澪花　中嶋 朋子　神尾 佑　平畠 啓史
「お父さんを喜ばせたい」。小雪は津波で流されてしまった父の寄せ書きボールをもう 一度作り直すことにした。その折、熱心なサッカーファンのおじさんとの再会がきっ かけで、小雪はあることに気付く。
予告編及び作品詳細→http://www.shortshorts.org/2013/koyuki_football/
監督：大川五月　おおかわ さつき
東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科、コロンビア大学大学院映画学科卒業。
主な作品に日米の映画祭で賞を受けた『タイディ・アップ（TidyUp）』、
今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2 冠を受賞した『京太の放課後』、Jリーグとショートショートフィルムフェスティバル＆アジアの共同制作で仙台を舞台にした『旅するボール』がある。
『Singing Moon』
2011 年/ アメリカ/ カラー/23 分
監督・脚本：菅原千夢
出演：Ryan Caldwell、Kirstin Ford、Ary Katz、Jesse Woodrow
才能溢れる若手ミュージシャン・ロイドは、結婚記念日の夜、交通事故で命を落として しまう。1 年後、兄ジョンの身体にロイドの魂が移り住み、ロイドの愛した妻、パメラに 会いに行く。しかし…。
監督：菅原千夢　すがわら ちゆめ
宮城県仙台市出身。ビクトリア大学、南カリフォルニア大学（USC）大学院映画芸術学部制作科卒業。
本作は、USC での卒業制作作品であり、国内外の映画祭で上映され賞を受けた。
現在、仙台とアメリカを舞台にした長編映画を準備中。