CALFアニメーション特集
Fプログラム 22日(日) 13:00
世界中の映画祭で注目を集める日本の若手アニメーション作家集団、CALF。
様々な表現手法で広がる世界をお楽しみください。
『わからないブタ』
2010 年/ 日本/ カラー/ 10分
監督:和田淳
ブタと人と犬の微妙にズレた関係を描くズレアニメーション。
ズレをズレとして許容できるのだろうか。
『MODERN No.2』
2011年/ 日本/ カラー/ 4分
監督:水江未来
立方体は、伸び、縮み、分裂し、集合し、音楽と共に加速度的変容を繰り返していく。ミニマリズム・アニメーション『MODERN』シリーズの第2弾。
『HAND SOAP』
2008年/ 日本/ カラー/ 16分
監督:大山慶
思春期の青年とその家族を静かに描いた作品。誇張された質感により、繊細でグロテスクで美しい、思春期という時間そのものを表現している。
他、上映作品情報
『鼻の日』2005年/ 日本/ カラー/ 10分/ 監督:和田淳
『ゆきどけ』2004 年/ 日本/ カラー/7 分/ 監督:大山慶 
『ベルーガ』2012年/ 日本/ カラー/6分/ 監督:橋本新
『空の卵』2012年/ 日本/ カラー/ 11分/ 監督:大川原亮
『指を盗んだ女』2010年/ 日本/ カラー/4 分/ 監督:銀木沙織 全8作品
CALF(カーフ)とは
アニメーション作家の大山慶、水江未来、和田淳、評論家の土居伸彰によって10 年に設立したインディペンデントレーベル。短編アニメーションの普及に努め、現在ではロンドンのジパングフェストなど海外の映画祭で特集プログラムが組まれるまでになった。
監督:和田淳 わだ あつしゲスト来場
80年兵庫県生まれ。東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
監督:大山慶 おおやま けいゲスト来場
クローズアップ写真のコラージュという独特の手法により、クオリティの高い表現を確立。『HANDSOAP』(08) はオランダ国際アニメーション映画祭グランプリなど、歴史ある数々の国際映画祭で多数受賞。