新しい才能に出会う
Kプログラム 23日(月)16:15~
本映画祭とともに歩んできた公募作品上映プログラム。今年は159 作品の応募がありました。その中から映画祭が厳選した4 作品を上映。入江悠監督をコメンテーターに迎えて、映画の可能性を発掘していきます。
『one morning』 
2 0 1 3 年/ 日本/ カラー/ 7 分
監督:深田隆之

ある日、ある朝、ある男と女。結婚間近の二人に訪れる、ほんの少しのすれ違い。

監督:深田隆之 ふかた たかゆきゲスト来場

88 年神奈川県生まれ。東京造形大学卒業後、ビデオダンス、映像インスタレーション、中高生を対象としたワークショップ等、映画含め様々な映像分野での活動を継続している。ビデオダンス作品『M/W』が、昨年のDMJ 国際ダンス映画祭にて上映された。本作は、 Kisssh-Kissssssh 映画祭で上映。

『藍と赤 』 
2 0 1 3 年/ 日本/ カラー1 0 分
監督: 髙木清香

いじめに遭っている澄子には、全共闘運動に憧れ、真似事をしている草平という幼なじみがいる。ある日、澄子は手ひどく痛めつけられ、自慢の髪を切られてしまう。それに逆上した草平は学校に立てこもるが…。

監督:髙木清香 たかぎ さやか

91 年長野県生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中。山に囲まれた谷で18 年暮らし、大学入学を機に上京、入試時に生まれて初めてビデオカメラを回した。現在も意欲的に自主映画を撮り続けている。

『転校生 』 
2 0 1 3 年/ 日本/ カラー/ 2 0 分
監督:金井純一

クラスに居場所を失った容子の前に現れた転校生、リサ。リサは最初の挨拶で「誰とも仲良くなれない」とクラスメイトを突き放した。容子は、そんな彼女に惹かれていく。

監督:金井純一 かない じゅんいち 

83 年埼玉県生まれ。大学在学中からドキュメンタリーをはじめとした映像作品を制作。本作が釜山国際映画祭で特別賞、札幌国際短編映画祭で最優秀監督賞・国内最優秀作品賞のW 受賞など、国内外で高い評価を受ける。今年11 月、脚本も手がけた長編『ゆるせない、逢いたい(吉倉あおい、柳楽優弥主演)』が公開。

『タートルハウス 』 
2 0 1 3 年/ 日本/ カラー/ 2 0 分
監督:久保田誠

冬、東京の西。道子は、ドラムを気兼ねなく叩ける新居を探している。友人の菜々に空き家を紹介してもらい、2人は下見に行く。そこで思わぬ人物に遭遇する。

監督:久保田誠 くぼた まこと 

83 年神奈川県生まれ。映像ディレクター。横浜で映画と海を見て育ち、東京で映像制作を行う。09 年『気楽な商売』が新進気鋭のインディペンデント作品を上映する「映画太郎(vol.1)」にて上映。

コメンテーター

監督:入江悠 いりえ ゆう
79年神奈川県生まれ、埼玉県育ち。09年に国内外で高評価を得た『SR サイタマノラッパー(以下SR)』、『SR2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』、『SR ロードサイドの逃亡者』のほか、11年『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で高崎映画祭若手監督グランプリを受賞した。最新作は、テレビ作品『ネオ・ウルトラQ』『みんな!エスパーだよ!』。