C 震災後の表現Ⅱ『SHARING』 - 仙台短篇映画祭2016

Cプログラム 震災後の表現Ⅱ

7階スタジオシアター 9月17日 16:45〜19:15(150分)

東日本大震災から5年が経ちました。監督たちは、あれからどのような想いで自己の世界を表現し、作品制作と向き合ってきたのでしょうか。2つの作品を通して、日本映画の今を見つめます。

『SHARING』 2014年/日本/カラー/111分

製作会社:コムテッグ/製作協力:オフィス北野
監督:篠崎誠/出演:山田キヌヲ、樋井明日香、河村竜也、木村知貴、小林優斗、木口健太、鈴木一希、高橋隆大、鈴木卓爾、兵藤公美

あらすじ

社会心理学者の瑛子は、東日本大震災の予知夢を見た人を調査している。実は彼女自身も、震災で死んだ恋人の夢をずっと見続けていた。一方、同じ大学の演劇学科に通う薫は、311をテーマにした卒業公演の稽古に追われていたが、公演を巡り仲間たちと決定的に衝突する。薫もまた、この芝居を初めて以来、同じ夢にうなされ続けていた…。
©COMTEG+篠崎誠

ゲスト

篠崎誠 しのざきまこと

1963年東京生まれ。96年公開の監督デビュー作『おかえり』で、ベルリン映画祭最優秀新人監督賞、モントリオール世界映画祭新人監督グランプリなどを受賞。その他、『忘れられぬ人々』(00)、ナント三大陸映画祭で主演男優賞と主演女優賞をW受賞)、『犬と歩けば チロリとタムラ』(03)、『東京島』(10)、『死ね!死ね!シネマ』(11)、『あれから』(13)など。ドキュメンタリー、短編映画、テレビドラマなども手掛けている。共著に「黒沢清 恐怖の映画史」(青土社刊)がある。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。映画美学校講師。

公式サイト

SHARING http://sharing311.jimdo.com/