映画×演劇『サマーフィルムにのって』 - 仙台短篇映画祭 2022
Cプログラム

6/25(土) 15:45-18:10映画×演劇『サマーフィルムにのって』

仙台にゆかりのあるロロ主宰・三浦直之さんが脚本を担当した時代劇×SF×恋愛×青春映画『サマーフィルムにのって』を引っさげ、映画批評家・相田冬二さんとの映画×演劇トークを敢行!

サマーフィルムにのって 2020年/カラー/97分

監督:松本壮史|脚本:三浦直之(ロロ)、松本壮史|出演:伊藤万理華、金子大地、河合優実、祷キララ、小日向星一、池田永吉、篠田諒、甲田まひる、ゆうたろう、篠原悠伸、板橋駿谷
主題歌:Cody・Lee(李)「異星人と熱帯夜」(sakuramachi records)
© 2021「サマーフィルムにのって」製作委員会
あらすじ
勝新を敬愛する高校3年生のハダシ。キラキラ恋愛映画ばかりの映画部では、撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。そんなある日、彼女の前に現れたのは武士役にぴったりな凛太郎。すぐさま個性豊かな仲間を集め出したハダシは、文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へほのかな恋心を抱き始めるが、彼には未来からやってきたという秘密があった――。
三浦直之 みうらなおゆき

ロロ主宰。劇作家。演出家。2009年、主宰としてロロを立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当する。 自身の摂取してきた様々なカルチャーへの純粋な思いをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」 の瞬間を物語化している。2015年より、高校生に捧げる「いつ高シリーズ」を始動。高校演劇のルールにのっとった60分の連作群像劇を上演し、戯曲の無料公開、高校生以下観劇・戯曲使用 無料など、高校演劇の活性化を目指す。
主な作品に「いつ高シリーズ vol.1~vol.10」(15年~)、『はなればなれたち』(19年)、『四角い2つのさみしい窓』(20年)などがある。そのほかNHK脚本提供、歌詞提供、ワークショップ講師など、演劇の枠にとらわれず幅広く活動中。2016年『ハンサムな大悟』第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品ノミネート。2019年脚本を担当したNHKよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』で第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞を受賞。



相田冬二 あいだとうじ

中学から大学までの多感な10年間を仙台で過ごした。13歳のとき『ディア・ハンター』と出逢い、人生ベストワン映画が決定。ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープの三位一体は、永遠の不動。
コロナ禍の2020年4月30日にスタートしたzoomトークイベント《相田冬二、映画×俳優を語る。》はまる2年で180回を突破。参加人数は2800名を超えた。
3月に発売された『作家主義 レオス・カラックス アートシアター時代1988×2022』(A PEOPLE)ではメインライターを務め、塩田明彦、行定勲、曽我部恵一、川村元気、横浜聡子ら7人のクリエイターにインタビューした他、5つのカラックス論を執筆。
映画、ドラマのノベライズも手がけており、代表作に『さよならくちびる』『追憶の森』『はなればなれに』『息もできない』『パンドラ』『キサラギ』などがある。

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