10年目の齊藤工 - 仙台短篇映画祭 2021
Fプログラム

9/19(日) 16:10-17:1010年目の齊藤工

映画監督として活動10年目となる齊藤工が今の時代に解き放つ、7分半のMVから誕生した25分のショートムービー。安藤裕子による楽曲と絵から放たれる唯一無二の世界観と齊藤工のイマジネーションの交点と言える物語。10年という節目で何を思い、これから何を作るのかー“映画監督・齊藤工”の魅力に迫ります!

ATEOTD2020年/日本/モノクロ・カラー/25分

原案・脚本・監督:齊藤工|出演:門脇麦/宮沢氷魚|音楽・絵:安藤裕子

©『ATEOTD』製作委員会
あらすじ
2120年。人類は、自らが引き起こした新型細菌ウィルスにより滅びゆく運命を辿っていた。終末世界の片隅、生命活動が許されたシェルターのなかで、生きる意味を見失いながらも日々孤独に暮らす女と男。ふたりとも微かな両親の記憶はあるもののほかには誰にも会ったことがない。「個」として生きるふたりの唯一の希望は、一日の終わりの刹那、この世界のきっと、どこかにいるかもしれない“あの人”を想うことだったーー。
齊藤工 さいとうたくみ

写真:©Takumi Saitoh

1981年、東京生まれ。初監督作品「サクライロ」以降、10年にわたり積極的に映像制作に携わる。初長編監督作『bkank13』(2018年)が国内外の映画祭で8冠受賞。日本代表監督として参加したHBO asia制作FOODLORE「Life in a Box(20年)にてアジアン・アカデミック・クリエイティブ・アワード2020最優秀監督賞を日本人初受賞ほか、多数受賞。また移動映画館「cinéma bird」の主宰、リモート映画プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」や俳優主導のミニシアター支援活動「Mini Theater Park」の始動などマルチに活動。(竹中直人、山田孝之との)共同監督作品『ゾッキ』が公開中。待機作品に『孤狼の血 LEVEL2』(監督:白石和彌)、『CUBE』(監督:清水康彦)、主演作『シン・ウルトラマン』(企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣)ほか公開予定。

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