バリアフリー上映『こころの通訳者たち What a Wonderful World』 - 仙台短篇映画祭 2023
Aプログラム

9/16(土) 11:00-13:00バリアフリー上映『こころの通訳者たち What a Wonderful World』

東京にある、日本で唯一のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」が制作に挑んだ、言語や障害のあるなしを超えた〈通訳〉の本質に迫った映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』仙台にて初上映します。

こころの通訳者たち What a Wonderful World2021年/94分

監督:山田礼於|プロデューサー:平塚千穂子|出演:平塚千穂子、難波創太、石井健介、近藤尚子|語り:中里雅子
©︎Chupki
あらすじ
耳の聴こえない人にも演劇を楽しんでもらうために挑んだ、3人の舞台手話通訳者たちの記録。その映像を目の見えない人にも伝えられないか?
コロナ禍で進行した「音声ガイド」づくり。ちょっと無茶かも…と思われたアイデアから対話が生まれ、互いに知らなかったことに気づいていく。壁にぶつかりながらも音声ガイドづくりを「諦めない」メンバーたちの想いが、いつしか言語を超え、障害のあるなしを超えて『こころ』のバトンを繋いでいく、前代未聞のドキュメンタリー。
この映画は字幕付き上映となっています。音声ガイドはUDCastに対応しています。 UDCastを利用して映画の鑑賞をするためには、アプリをダウンロードした機器とイヤホンが必要となります。携帯端末(スマートフォン等)に「UDCast」をダウンロードし、『こころの通訳者たち What a Wonderful World』の音声ガイドをダウンロードし、イヤホンをご持参ください。

上映後のトークの際は、要約筆記と手話通訳が入ります。
平塚千穂子 ひらつかちほこ

1972年東京生まれ。チャップリンの『街の灯』を視覚障害者と共に観るバリアフリー上映会の企画をきっかけに、2001年 ボランティア団体 City Lightsを設立。視覚障害者の映画鑑賞環境づくりに取り組み続けている。2016年、日本初のユニバーサルシアターCINEMA Chupki TABATA を設立。その功績が讃えられ、第24回 ヘレンケラー・サリバン賞、2018年 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者 内閣府特命担当大臣表彰 優良賞受賞、2022年度 山路ふみ子映画賞 福祉賞、文化庁芸術選奨 芸術振興部門 新人賞受賞。

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