石川慶と東北大学De・Palma - 仙台短篇映画祭 2023
Cプログラム

9/16(土) 16:30-18:30石川慶と東北大学De・Palma

国内外で高い評価を受け、今日本映画で最も注目されている石川慶監督は学生時代をこの仙台で過ごしている。東北大学(De・Palma)出身でもある監督の学生時代に制作した作品やポーランド留学時の作品など若き石川慶の作品を上映し、学生時代から現在に至るまでの監督の映画に対する思いや考えを学生たちとのトークで紐解いていきます。

Co Slychac2006年/13分

製作:PWSFTviT|プロデューサー:Monika Marlicka|監督:石川慶|撮影:Yori Fabia|編集:Magda Budzy|出演:Malgorzata Raszewska-Ikezoe、Toshiaki Ikezoe、Grazyna Raszewska、Marta Ikezoe、Adam Ikezoe
あらすじ
ポーランド人のマウゴーシャと、日本人の敏明は聴覚障害者同士の夫婦だ。彼らにはアダムとマルタという健常者の子どもがいる。敏明は日本でしか家族を養って行ける職を得ることができずに、家族と離れて東京で単身働いている。そんな彼らの、国を超えたビデオレターのやり取りから見えてくる、ひとつの家族のあり方をとらえたドキュメンタリー作品。


Dear World2008年/18分

製作:PWSFTviT|プロデューサー:Julia Jatczak、Halszka Janiszewsk|脚本・監督:石川慶|撮影:Arlene Mulle|編集:Anna Adamowicz |出演:Marek Kaluzynski、Matylda Paszczenko
あらすじ
世界の終わり。ひとりの男が、ラジオを片手に鉄塔に沿って歩いている。最後のコロニー・エリア42を目指して。


conversation(s)2013年/自主制作/24分

プロデュース・監督:石川慶|脚本:渋谷悠|撮影:吉田照寿|出演:早川知子 他
あらすじ
ヨウコがカフェで年下の男と話をしている。やがてそれは、過去の男たちとの会話とリンクしていき…。5つの会話劇が織りなすひとりの女性のポートレイト。
石川慶 いしかわけい

東北大学理学部物理学科を卒業後、ポーランド国立映画大学で演出を学び、2017年『愚行録』で長編映画デビュー。同作が、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出、新藤兼人賞銀賞などを受賞。ほかに『イノセント・デイズ』(WOWOWドラマ)、『蜜蜂と遠雷』、『Arc アーク』など。昨年公開された映画『ある男』は、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門、釡山国際映画祭クロージング作品に選出。また国内でも日本アカデミー賞8冠を獲得するなど、国内外で高い評価を得ている。

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