音楽家渡邊琢磨と映画1 染谷将太監督特集 - 仙台短篇映画祭 2023
Dプログラム

9/17(日) 11:00−12:30音楽家渡邊琢磨と映画1 染谷将太監督特集

『シミラー バット ディファレント』(2013)から始まり染谷将太監督の全作品で音楽を担当してきた音楽家・渡邊琢磨のつくり出す音楽を意識しながら観てほしい3つの作品をセレクト。

■入場プレゼント
先着30名様に、まめ坊のコーヒープレゼント。

清澄2015年/カラー/10分

監督・脚本:染谷将太|音楽:渡邊琢磨|プロデューサー:金林剛|出演:川瀬陽太、染谷将太
©️2015 MIXVOXXXX
あらすじ
東京の東側に位置する川沿い地区。ある中年の男と若者。取り留めない会話。存在と時間は虚構と現実の狭間でゆるやかにブレながら、やがて歪みと共に消失する。青く澄みきった空の下、隅田川は、きょうも静かに流れゆく。漂流する男たちによって繰り広げられる短編ファンタジー。


ブランク2017年/カラー/26分

監督:染谷将太|脚本:菊地凛子|音楽:渡邊琢磨|プロデューサー:金林剛、杉原永純 (YCAM)|出演:山本剛史、染谷将太
©️Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM], Japan
あらすじ
山口の、とある施設に勤める中年の警備員の男。若い奴にバカにされうだつも上がらず、やる気もない。夜、いつものように施設を見回りに行くと不可思議な出来事が起き始める。男につきまとう白い影。これは男の妄想なのか現実なのか。虚構と現実が交差してゆく不可思議な一夜の物語。


劇場プレミア上映 まだここにいる2019年/カラー/8分

監督:染谷将太|脚本:菊地凛子|音楽:渡邊琢磨|プロデューサー:金林剛|出演:菅田将暉、中島セナ
あらすじ
晴れの世界に生きる男性と、雨の世界に生きる女性との出会いを描いた、ファンタジックな世界観を菅田将暉と中島セナが熱演。違う時空を生きるふたりが雨によって出会い、歩み出す様子を、柔らかな音楽にのせて描く。
渡邊琢磨 わたなべたくま

宮城県出身。高校卒業後、米バークリー音楽大学へ留学。帰国後、国内外のアーティストと多岐に渡り活動。07年、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー28公演にバンドメンバーとして参加。21年、英国のレーベルConstructiveより、アルバム'Last Afternoon'をリリース。自身の活動と並行して映像、映画の音楽を手掛ける。共演、共作など:Jonas Mekas, David Sylvian, Joan La Barbara, Ligeti Quartet, Félicia Atkinson, Akira Rabelais, Toko Miura, Kip Hanrahan, Tatsuhisa Yamamoto, Vladislav Delay, Adrian Corker.



川瀬陽太 かわせようた

1969年生まれ。福間健二監督『急にたどりついてしまう』で俳優デビュー。これまでに、ピンク映画、インディーズ映画を皮切りに商業映画、TVドラマまで数々の作品に出演。2016年には冨永昌敬『ローリング』などで第25回日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞を受賞。近年の出演作に『激怒』『ミューズは溺れない』『やまぶき』『餓鬼が笑う』『終末の探偵』『セフレの品格』『山女』『さよならエリュマントス』『こいびとのみつけかた』『白鍵と黒鍵の間に』TV『シガテラ』『ラストマン』など多数。

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