新しい才能に出会う - 仙台短篇映画祭 2023
Gプログラム

9/18(月・祝) 13:45-15:45新しい才能に出会う

復活した公募プロフラム。44本の中から4作品を上映。個性とアイデアあふれる作品が揃いました。監督たちの作品制作や意図、映画との向き合い方を聞くつくり手を囲んでの上映+トークプログラム。今年のコメンテーターは、映画監督の三宅唱さんです。

休日労働2022年/カラー/11分

監督:岩田隼之介
あらすじ
プライベートな時間、職務上の時間、すでに記録された時間、歌詞に刻まれた時間、物質に宿る時間、生活の中で常に動いている多様性をスマートフォンを中心にフィックス・ワンカットで撮影。複雑でめまぐるしい現実世界のとあるマンションの一室を圧縮した構成で表現した作品。
岩田隼之介 いわたしゅんのすけ

1988年生まれ、名古屋市在住。ローカルな場所におけるシステムの崩壊や、現実と虚実の錯綜をテーマに映画をつくる。近作に愛知県大府市を舞台にした長編映画「Switchback」(2022)などがある。映像作家として芸術祭のドキュメントビデオ、ミュージックビデオも制作する。近年の展示に豊田市美術館「未生の美 - 技能五輪の技」がある。



ラの♯に恋をして2021年/カラー/15分

監督:廣田耕平
あらすじ
調律師アキオは呉服店を営む西室家を訪れていた。そこに一人娘のテルがお茶を出しに現れる。しかしテルは彼の前でおならをしてしまった。凍りつく空気。恥ずかしさを隠しつつその場を離れるテルに、アキオはなぜか恋をしてしまう。
廣田康平 ひろたこうへい

1992年生まれ。日本大学芸術学部映画学科を卒業。C M・M V・映画など多くの現場で演出部を経験。2020年以降は自ら撮影・編集も行うフリーのディレクターとして活動中。



穴狂いの品2023年/カラー/17分

監督:佐藤湧聖
あらすじ
家賃滞納で家を追い出されそうになっていた隅岡は、たまたま見つけたある仕事に応募する。それは知らない人の家の庭に穴を掘る仕事だった。最初は疑心暗鬼の隅岡だったが先輩の田中や穴掘り業を通じて労働に対しての活路を見出していく。
佐藤湧聖 さとうゆうせい

1995年青森県八戸市生まれ。仙台の大学を卒業後、テレビ番組の制作会社等での勤務を経て、現在会社員をしながら映画美学校フィクションコースに在学中。



単線、日々。2022年/カラー/20分

監督:目黒貴之
あらすじ
上京してから20年。夢やぶれ、田舎の福島に帰ってきた男。偶然会った高校時代の同級生と思い出の場所を巡り、たわいもない友人との会話の中から今の自分を見つめ直していく。
目黒貴之 めぐろたかゆき

1974年生まれ。1996年に映画監督中村幻児に師事し俳優としての基礎を学ぶ。その後友人と劇団メガロザを結成し20年にわたり劇団運営を続けている。

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