失われた風景を探して〜パンドラの匣 - 仙台短篇映画祭 2025
Dプログラム

9/21(日) 11:00−13:00失われた風景を探して〜パンドラの匣

映像に出てくる木造の建築物の「健康道場」は、かつて南三陸町にあった清水小学校。南三陸町、東松島市、登米市などすべて宮城県内で撮影が行われた太宰治同名小説『パンドラの匣』。2009年のあの時の風景が再びスクリーンによみがえります。
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失われた風景を探して~パンドラの匣2009年/日本/94分

監督・脚本・編集:冨永昌敬|音楽:菊地成孔|配給:東京テアトル|出演:染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、ふかわりょう、小田豊 、杉山彦々、KIKI、洞口依子、ミッキー・カーチス
©2009「パンドラの匣」製作委員会
あらすじ
結核のため出兵できずに太平洋戦争終結を迎えた少年ひばりは、「健康道場」と称する風変わりな結核療養所に入所する。気まぐれで明るい看護士のマア坊や、美人看護士長の竹さん、様々な療養患者たちとの日々を通して、次第に生きる活力を取り戻していく。


冨永昌敬 とみながまさのり

1975年愛媛県生まれ。近年の監督作品は『ぶぶ漬けどうどす』(25)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)など。宮城県でロケを行った作品に『シャーリーの転落人生』(08)、『パンドラの匣』(09)、短編映画『悪友の面影』(12)、配信ドラマ『僕の手を売ります』(23)第4話があります。



佐藤そのみ さとうそのみ

1996年、宮城県生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中の2019年、故郷の石巻市大川地区で、劇映画『春をかさねて』とドキュメンタリー映画『あなたの瞳に話せたら』を自主制作する。2024年、上記の2作品が劇場公開される。新作は、短編映画『スリーピング・スワン』(ndjc2024)。

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