新しい才能に出会う - 仙台短篇映画祭 2024
Eプログラム

9/22(日) 13:45-15:45新しい才能に出会う

応募いただいた34本の中から3作品を上映。個性とアイデアあふれる作品が揃いました。監督たちの作品制作や意図、映画との向き合い方を聞くつくり手を囲んでの上映+トークプログラム。

ボウル ミーツ ガール2024年/日本/20分

監督:関駿太|出演:瀬戸璃子、松本和佳、鉄男、嶺結 他
あらすじ
始まりは夏のとあるボウリング場。ボウルを投げることができない内気な少女アズミと、彼女を縄でぐるぐるに縛り付ける親友・イズミ。突如現れ、ストライクを決める謎の少年・エイ。若人たちが駆け回るジェットコースター型ハイパーテクニカルニューウェーヴボウリングムービー!
関駿太 せきしゅんた

2001年新潟市生まれ、令和6年日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。2021年に大学の同期と共に映像プロジェクト『幻]派』を立ち上げ、監督した短編映画やMVをコンスタントに YouTube 等で公開している。主な監督作品に『頑張れニッポン」や『僕たちの失敗」、KITACO「アイスティー(MV)」等がある。2024年、監を務めた卒業制作『ボウルミーツガール」が、第17回TOHOシネマズ学生映画祭においてショートフィルム部門



電話のあいて2024年/日本/12分

監督:高上雄太|出演:渡部大稀、広瀬慎一、小夏いっこ、大山大
©現代怪奇百物語
あらすじ
亡き母の遺品であるスマホから母の声が聞こえ、 悲しみから抜け出せない息子はその声にのめり込んでいく。
高上雄太 たかうえゆうた

1995年大阪府生まれ。学生時代、CG系の専門学校で映像編集を学び、その後、映像業界から離れ関西を拠点に活動する「映像集団ブンカモノ」に加盟し、自主作品の制作に精力を注ぐ。2023年よりニューシネマワークショップにて作品制作を行う。



うそつき2023年/日本/19分58秒

監督:田村愛理|撮影:橋本篤志|照明:太田周兵|録音:高島良太|助監督:山城研二|音楽:hoto-D
あらすじ
中学2年の里奈はいつも適当な嘘をついて周りを楽しませていた。同じクラスの北浜もまた同じように嘘をついていた。二人は次第に仲良くなり楽しい日々を一緒に過ごすようになる。周りが恋愛やオシャレに目覚め始める中、里奈と北浜の素直になれない想いが交差していく。
田村愛理 たむらえり

1993年大阪生まれ。大学卒業後、『自分が面白いと感じる物を、たくさんの人に見てもらいたい』という想いから映画監督を目指すようになる。
2019年にNCW(ニューシネマワークショップ)を卒業後、商業映画・ドラマの助監督として活動。

ゲストコメンテーター
井口奈己 いぐちなみ
(映画監督)

1967年東京生まれ。在学中に、矢崎仁司監督『三月のライオン』の現場に録音助手として初参加。その後、黒沢清監督『地獄の警備員』など、数々の映画で録音助手や助監督を務める。1997年、はじめての自主映画に着手。完成までに4年を要した『犬猫(8mm)』は、PFFアワード2001で企画賞(TBS賞)を受賞し、8mm映画作品としては異例のレイトショー公開され、第12回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。2004年、『犬猫』を35mmでリメイクし、第22回トリノ国際映画祭で審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞を受賞した他、女性監督として初めて日本映画監督協会新人賞を受賞。2008年に監督・脚本を手がけた2作目の『人のセックスを笑うな』が公開。2014年『ニシノユキヒコの恋と冒険』が公開、他に、2019年『だれかが歌ってる』、2021年『こどもが映画をつくるとき』、2023年『左手に気をつけろ』は第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門出品。

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