多くの人が魅了されたストップモーションアニメ - 仙台短篇映画祭 2024
Fプログラム

9/22(日) 16:30-18:30多くの人が魅了されたストップモーションアニメ

レオン&コシーニャ監督作品「骨」と「オオカミの家」の2本上映。彼らは、ラテンアメリカの伝統文化に深く根ざした宗教的象徴や魔術的儀式を、さまざまな技法を用いて実験映画として新しい解釈で表現されています。
上映後トークでは、映画「オオカミの家」のコメンテーターでもあり、人々魅了する作品を生み出し続けている映像作家さんを交えて、「オオカミの家」を徹底解剖していきます!
独創的なアニメーションと空間をお楽しみください!

2021年/チリ/14分/モノクロ

監督・脚本:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
あらすじ
2023年、美術館建設に伴う調査で、ある映像が発掘された。それは、少女が人間の死体を使って謎の儀式を行っているもので……。1901年に制作された、作者不明の世界初のストップモーション・アニメ(という設定)。


オオカミの家2018年/チリ/74分/カラー

監督・脚本:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
あらすじ
美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った 2 匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。
怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく……。
山田 遼志 やまだりょうじ

アニメーション作家
1987年生まれ。株式会社mimoid所属。2013年多摩美術大学大学院グラフィックデザイン研究領域修了後、ガレージフィルムにアニメーターとして勤務。その後フリーとなり、文化庁海外派遣研修員としてドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州立フィルムアカデミーに留学。MV制作や広告制作に携わりながら、現代社会などをテーマに制作を続け株式会社mimoid共同設立。アヌシー国際アニメーション映画祭をはじめとする世界各国の映画祭で上映、受賞歴がある。



OSRIN おすりん

映像作家/Art Director
クリエイティブレーベルPERIMETRON所属。1990年生まれ。名古屋芸術大学ライフスタイルコース卒。ミュージックビデオ・CM・ドキュメンタリー・ファッションフィルムなど圧倒的世界観の中に精密な表現を設計しエモーショナルからエッジな演出で振り幅の広い作品を手掛けている。さらには、アートワーク・LIVE演出・舞台演出など垣根を超えた活動と心揺さぶる創作で、日本のクリエイティブシーンをリードする。

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