Hプログラム
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ひとりの日本兵が戦地マーシャル諸島で命を落とした。
補給が絶たれたことによる飢えであった。
2016年4月。
74歳になった息子は、マーシャル在住歴のある若者3人とともに、父が過ごした最期の地をめぐる旅に出た。
ひとりの日本兵の魂を追いかけつつ、不意にマーシャルの人々の「記憶」に触れ、慌てる。
これは、ただの慰霊の旅なのか?
美しい海と陽気なウクレレが心にざわめくドキュメンタリー。
大川史織 おおかわしおり
9/23(火・祝) 11:00-13:10ユニバーサル上映『タリナイ』
父が過ごした最期の地をめぐる、宮城県亘理町在住の佐藤勉さんを記録したドキュメンタリー。当プログラムは、「ユニバーサル上映」として、日本語字幕付きで上映し、ご希望する方に FMラジオを貸し出し、イヤホンで音声ガイドを聞きながら映画を楽しむことができます。上映後は、大川史織監督によるリモートでのゲストトークを開催します。託児サービスあり ≫詳しくはこちら
タリナイ2018年/日本/93分
監督:大川史織|プロデューサー:大川史織、藤岡みなみ|配給:春眠舎
あらすじ
1945年4月。ひとりの日本兵が戦地マーシャル諸島で命を落とした。
補給が絶たれたことによる飢えであった。
2016年4月。
74歳になった息子は、マーシャル在住歴のある若者3人とともに、父が過ごした最期の地をめぐる旅に出た。
ひとりの日本兵の魂を追いかけつつ、不意にマーシャルの人々の「記憶」に触れ、慌てる。
これは、ただの慰霊の旅なのか?
美しい海と陽気なウクレレが心にざわめくドキュメンタリー。
・この上映では、イヤホンで音声ガイドを聞くためのFMラジオを貸し出します。ご希望する方どなたにも貸し出しますので、ぜひこの機会にご利用ください。※台数に限りがありますので、その際はご了承ください。
・FMラジオの操作にあたり、当日は、東京都北区田端にあるユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA」代表の平塚千穂子さんにもお越しいただきます。
・上映後のトークは、要約筆記と手話通訳が入ります。
・FMラジオの操作にあたり、当日は、東京都北区田端にあるユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA」代表の平塚千穂子さんにもお越しいただきます。
・上映後のトークは、要約筆記と手話通訳が入ります。

1988年神奈川県生まれ。高校3年生の春休みに訪れたマーシャル諸島で聴いた歌に心を奪われる。2011年から3年間首都マジュロで暮らし、人びとの語りを映像で記録。2016年に春眠舎を立ち上げ、プロデューサー・藤岡みなみと映画製作・配給を行う。『タリナイ』(2018年)で初監督。『keememej』(2022)監督。編著書に『マーシャル、父の戦場―ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林、2018年)『なぜ戦争をえがくのか―戦争を知らない表現者たちの歴史実践』(みずき書林、2021年)がある。