プログラムD/「語り・静」から「身体・動」へ。おかえりなさい、濱口竜介監督

7階スタジオシアター 11月2日(日)11:00~  

○プログラム概要

震災以降仙台にとどまり、酒井耕監督とともにつくり上げた東北記録映画三部作が高く評価された濱口監督。この秋、新たな場所でつくり上げた映画を持って、再び仙台へ。映画×場所によって表現を変え、自在につくり出される濱口作品の魅力に迫ります。

Dance for Nothing

Dance for Nothing

昨年10月に開催された、神戸ドキュメンタリー映画祭オープニング作品。ダンスという身体表現を映像化することは可能か、という問いに応え、ダンサー、行き交う人々、街そのもの、そこに吹く風など、すべてがダンスする様を写し出す。

2013 /日本/カラー/27分/製作:神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会/監督:濱口竜介/撮影:北川喜雄、野原位、濱口竜介

不気味なものの肌に触れる

不気味なものの肌に触れる

構想途中の長編映画『FLOODS』の前日譚として製作。斗吾(トウゴ)の暮らす町に、弟・千尋が引っ越して来た。その日以来、斗吾の町では不穏なできごとが起こり始める。

2013 年/日本/ HD(Blu-ray上映)/カラー/54分/製作:LOAD SHOW、fictive/ 監督:濱口竜介/ 脚本:高橋知由/撮影:佐々木靖之/音響:黄永昌/助監督:野原位/制作:城内政芳 / 音楽:長嶌寛幸/出演:染谷将太、渋川清彦、石田法嗣、瀬戸夏実、村上淳、河井青葉 ほか


ゲスト来場/濱口竜介
直井卓俊

濱口竜介[はまぐちりゅうすけ]
1978年、神奈川県生まれ。東京大学卒業後、商業映画の助監督やテレビの経済番組のADを経て、東京藝術大学大学院に入学。2008年、修了制作『PASSION』が高い評価を得る。その後も、日韓共同製作『THE DEPTHS』(10)、4時間超の長編『親密さ』(12)、東日本大震災の被災者へのインタビューから成る『なみのおと』『なみのこえ』を精力的に製作し、東北地方の民話の記録『うたうひと』(11~13/共同監督:酒井耕)で山形国際ドキュメンタリー映画祭13 スカパー!IDEHA賞を受賞。現在は、活動拠点を神戸に移し活動中。
関連作品上映:『はじまり』『明日のキス』

『不気味なものの肌に触れる』予告編

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