監督は、俳優・染谷将太。通常上映に加え、この作品で音楽を担当した渡邊琢磨によるピアノ演奏のライブ上映も行います。映画×音楽が生み出す、新たな世界を体感せよ！
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とある女と男。車の中、部屋の中と、同じ時間と空間を共有するふたりは、ある朝、それぞれの道へと歩いていく。お互いに旧友と再会するも、もの憂げな表情を浮かべる女と、どこか心ここに在らずの男。綾織りのように絡み合う人間関係を、タバコの灯りが照らし出す。
2013年/日本/カラー/25分/監督・脚本：染谷将太/共同脚本：瀬田なつき/音楽：渡邊琢磨/プロデューサー：金林剛/主演：平野鈴、染谷将太ほか
染谷将太［そめたにしょうた］
1992年東京生まれ。子役時代から様々な映画やドラマで活躍し、09年『パンドラの匣』（監督：冨永昌敬）で長編映画初主演。11年、第68回ヴェネツィア国際映画祭に出品された園子温監督作品『ヒミズ』で、共演した二階堂ふみとともに最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。今年も『寄生獣』『さよなら歌舞伎町』など様話題作に出演。今最も映画界で活躍が期待される俳優の一人である。
渡邊琢磨［わたなべたくま］
1975年仙台市出身。高校卒業後米国へ留学、作曲を学ぶ。帰国後、COMBOPIANO名義で活動を開始。NYに渡り鬼才プロデューサー、キップ・ハンラハンとの共同制作でアルバムを次々とリリースし注目を集めイギリスの音楽専門誌「WIRE」などに取上げられる。以降、国内外のアーティストと多岐に渡り音楽制作活動を行う。2004年内田也哉子、鈴木正人（little Creatures）とsighboatを結成。2007年デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー18カ国30公演にピアニストとして参加。翌年、内橋和久（gt）、千住宗臣（ds）とCOMBOPIANOをバンドとして再編。本人名義としては6年ぶりとなるニューアルバム「Ansiktet」を2014年リリース。映画音楽、CM、劇伴、多数手掛ける。
関連企画：スライドショー上映会『Sendai Photto Music』
