プログラムH/自由が丘で、会いましょう(上映作品『自由が丘で』)

7階スタジオシアター 9/22(火・休) 開場14:15~ 上映開始14:30~

○プログラム概要

どこかの街の、どこにでもいるような人たちの、いつもの風景。そんなささやかな日常を重ねた映画であるにもかかわらず、なぜホン・サンス監督作品は、観る者の心をくすぐり、幸せな気持ちにさせるのか。ホン・サンス監督のことが大好きなゲストとともに、作品の魅力を楽しく、深く探ります。※先着50名様に珈琲まめ坊さんコラボ珈琲をプレゼント!

自由が丘で

俳優・加瀬亮とホン・サンス監督のコラボレーションが生み出した、愛すべき物語。思いをよせる年上の韓国人女性を追いかけソウルへやってきた男、モリ。しかし彼女は見つからず、彼は、彼女に宛てた日記のような手紙を書き始める。

2014年/韓国/カラー/67分
監督・脚本:ホン・サンス/出演:加瀬亮、ムン・ソリ、ソ・ヨンファ、キム・ウィソン、チョン・ウンチェ、ユン・ヨジョン、イ・ミヌ
©2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
映画『自由が丘で』公式サイト→http://bitters.co.jp/jiyugaoka/

ホン・サンス HONG Sang-soo

1961年ソウル生まれ。韓国中央大学で映画制作を学び、85 年カリフォルニア芸術工科大学で美術学士号、89 年シカゴ芸術学院で美術修士号を取得。各国の映画祭でも注目を集め、「韓国のゴダール」「エリック・ロメールの弟子」などと大絶賛される名実ともに韓国を代表する監督の一人。『アバンチュールはパリで』(08)、『ハハハ』(10)、『次の朝は他人』(11)『3人のアンヌ』(イザベル・ユペール主演)、『ヘウォンの恋愛日記』、『ソニはご機嫌ななめ』(13)など、日本でも毎年作品が公開され、その独特な映画手法や洗練された作風が注目を集めている。

トークゲスト

菊地成孔

菊地成孔 きくち・なるよし

1963年生まれ、音楽家・文筆家・大学講師。音楽家としては、ソングライティング・アレンジ・バンドリーダー・プロデュースをこなすサキソフォン奏者・シンガー・キーボーディスト・ラッパーであり、文筆家としてはエッセイ・音楽批評・映画批評・モード批評・格闘技批評を執筆。ラジオパースナリティやDJ、テレビ番組等々の出演も多数に及ぶ。2013年、個人事務所株式会社ビュロー菊地を設立した。

©Photo by Masahiro Sanbe


韓東賢 ハン・トンヒョン

1968年東京生まれ。日本映画大学教員。ナショナリズムとエスニシティ、マイノリティ・マジョリティの関係やアイデンティティと文化の問題を専門とし、在日外国人問題とその周辺、特に朝鮮学校とそのコミュニティの在日朝鮮人が主なフィールドである。また最近は、韓国エンタメにも関心が深い。著書に『チマ・チョゴリ制服の民族誌(エスノグラフィー)―その誕生と朝鮮学校の女性たち』、『平成史【増補新版】』(共著)など。


『自由が丘で』予告編

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