35ミリと16ミリのフィルム映写機を1階オープンスクエアに設置し、今ではなかなか観られない、貴重なフィルム作品を2日連続で上映。生き物のような映写機が放つ、独特の柔らかい光と熱、そして音。自在に操る映写技師・浅井浩雄さんの呼吸とともに、フィルムの持つ味わいを存分にお楽しみください。※16ミリフィルム上映では、仙台で活動されている小関佳宏さん(クラシックギター)、千田祥子さん(ピアノ)のお二人に演奏でご参加いただけることになりました。(8月22日発表)[機材提供:鈴木映画]
1924年/アメリカ/モノクロ・サイレント/44分/監督・編集:バスター・キートン/出演:バスター・キートン、キャサリン・マクガイア/
作品協力:マツダ映画社→http://www.matsudafilm.com/
アメリカの喜劇俳優、映画監督、脚本家。本名ジョセフ・フランク・キートン。チャーリー・チャップリンやハロルド・ロイドと並び、「世界の三大喜劇王」と呼ばれている。喜怒哀楽を一切顔に出さない「偉大なる無表情」と、アクロバティックなアクションとギャグのギャップが、今もなおファンに愛され続けている
1902年/フランス/モノクロ・サイレント/11分/制作・脚本・監督・美術:ジョルジュ・メリエス/
作品協力:マツダ映画社→http://www.matsudafilm.com/
フランスの映画製作者。映画の創成期において様々な技術を開発した、「世界初の職業映画監督」。代表作の『月世界旅行』(1902)、貴重なSF初期映画『不可能を通る旅』(1904)のほか、ホラー映画製作においても知られている。同時期のリュミエールが現実の複製に専念したのに対し、メリエスは幻想世界の創造に専念したと言える。
(株)東北日活代表。1948年に仙台日活映画劇場に入社後、映写技師として仙台の映画文化を支え続けて来た「仙台の宝」。「仙台でフィルム上映なら、浅井さん!」というファンがいるほど、85歳になった今も活躍中。
クラシックギターの独奏を基本とし、様々なアーティストとの共演でコンサートを展開。これまでに複数枚のオリジナルCDをリリース。アレンジャーとしても注目されており、ギターの専門誌「月刊・現代ギター」においてアレンジの連載を担当すると共に、同出版社から複数の楽譜集を出版している。小関佳宏ギター教室主宰。東北福祉大学クラシックギター部講師。
公式HP http://kosekit.com/
仙台市在住。これまで、重松壮一郎氏と即興でのピアノ連弾ライブを東京・山形で開催。2013年CD「OTONOHA~音の葉~」を”霧鹿香草店”よりリリース。三陸国際芸術祭2014でのコミュニティダンス作品「時の輪―Passing through our body.」(振付・演出 マニシア)に参加。
「映画と交流会の夕べ〜林海象監督作品とともに」へ/「牧野貴ライブ上映 cinéma concret+Space Noise 3D」へ