フィルムの音が聞こえる①

1階オープンスクエア 9/20(日) 料金:500円/人 ※未就学児童無料

○プログラム概要

35ミリと16ミリのフィルム映写機を1階オープンスクエアに設置し、今ではなかなか観られない、貴重なフィルム作品を2日連続で上映。生き物のような映写機が放つ、独特の柔らかい光と熱、そして音。自在に操る映写技師・浅井浩雄さんの呼吸とともに、フィルムの持つ味わいを存分お楽しみください。[機材提供:鈴木映画]

35ミリフィルム上映『吸血鬼』 9/20(日) 開場16:45~ 上映開始17:00~ 

吸血鬼

青年が寝ていると部屋に老人が訪れ、自分の死後に開けよとメッセージの書かれた包みを彼に渡す。その後たどり着いた館には、2人の娘ジゼールとレオーヌが住んでいた。病に臥せるレオーヌの首には不審な傷が…。

1932年/フランス、ドイツ/白黒/35ミリ/70分
監督・編集:カール・テオドア・ドライヤー/脚本:カール・テオドア・ドライヤー、クリステン・ユール/出演:ジュリアン・ウェスト、アンリエット・ジェラールほか/作品提供:コミュニティシネマセンター

カール・テオドア・ドライヤー (1889-1968)Carl Theodor Dreyer

デンマーク、コペンハーゲン出身の映画監督。20歳の頃から地方紙に劇評を書き始め、1919年に監督第一作『裁判長』を制作。主な作品に『裁かるるジャンヌ』(29)、『怒りの日』(43)、『奇跡』(55)など。長い間企画していた『ナザレのキリスト』の実現目前の68年に死去、64年に監督した『ゲアトルーズ』が遺作となった。

映写技師

菊地成孔

浅井浩雄 あさい・きちお

(株)東北日活代表。1948年に仙台日活映画劇場に入社後、映写技師として仙台の映画文化を支え続けて来た「仙台の宝」。「仙台でフィルム上映なら、浅井さん!」というファンがいるほど、85歳になった今も活躍中。


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