猿芝居

hihara日原進太郎 ひはらしんたろう
1980年大阪府箕面市生まれ。早稲田大学在学中に、劇団東京ティンティンに所属し、役者・制作として数年間芝居に携わる。その後、東京ビジュアルアーツに入学。映画を学び始める。現在は、イメージフォーラム付属映像研究所に在籍し、形に囚われない映像表現について考察中。

9月1日「楽日」

さようなら。
日原進太郎です。

この日記も今日で最後になります。
普段日記とかは余り書かない方なので、
自分にとってとても良い機会となりました。
企画をくれた映画祭の方々に、
感謝したいところです。
「2日に1回必ず書く」というノルマを、
初めに自分で課してしまったので、
なかなかハードではありましたが、
最後まで楽しんでやれました。
日記を書いて得ることも多かったです。

1ヶ月という短い期間でしたが、
お世話になりやした。
お猿のススムくんも泣いています。
彼は一応このブログにおける、
マスコットキャラクターなので、
最後くらい出しておきましょう。
というか忘れてました。
彼の存在をすっかりと。

それではまた。
仙台に行くのが今から楽しみです。

8月29日「手帳」

手帳を買った。
うれしい。
1500円だけど、
シンプルで気に入っている。
手帳を買うのも持つのも、
生涯初めてのこと。
今までは記憶するか、
とにかく白い紙に書いていた。
手帳のカレンダーは、
2006年10月始まりなので、
まだ使えない。
それまでは今まで通り、
白い紙に書くことになる。
また白い紙が増える。
鞄がかさ張る。
スケジュール欄が、
予定で一杯埋まることを祈る。
その為に買ったんだから。
頼むよ。

8月27日「お祭り」

今年の夏は、
夏っぽいことを全くしていない。
海にも行ってない。
花火も見ていない。

でも、
蚊には刺されたよ。
いっぱい刺されたよ。
強いて言えば、
それくらい。
それくらいかなー。

という状況である。

そんな僕に、
今年初めての夏が到来。
今日はお休みだったので、
高円寺の阿波おどりに行って来た。

いえーい。

と、お祭り気分を堪能。
する筈だったが。

人が多すぎる。
なんだあれはー。
お祭りは好きだ。
高円寺も好きだ。
でも、
人混みは嫌いだー。

祭りの雰囲気は味わえたが、
祭りを楽しめはしなかった。

ふううー。
小学校とかで、
こじんまりやってる、
地区のお祭りとかはないんかねー。
ほじほじほじ。

と、
ここまで書いて、
自分の矛盾に気付く。
人混みが嫌いなら、
海も花火も祭りも、
全部そうなんだし、
何処にも行けないじゃないかー。
行けないじゃないかー。

うん。

こうして、
僕の今年の夏は、
幕を閉じようとしている。

8月25日「風邪」

風邪をひいてしまったかもしれん。
体の調子がなんかおかしい。
熱もないし頭痛もないんだけど、
鼻水がじゅるじゅると止まらない。
確実に体の中にいる。
いらっしゃる。
ウイルスと思しき輩が。
実は月曜辺りから、
少し違和感あったんだよな。
でも、ずっと大丈夫だったんだよ。
なのになんでよ。
なんでなのよ。
ここに来て緊張の糸が切れたんだろうか。
風邪なんて2年以上ひいてないし、
夏にひくのは生涯初めてかも。
不意打ちもいいとこだよ。
まあ、明日には治るだろう。
治る治る。治る治る。
いや、治す。

今日はバッファリン飲んで、
早めに寝ることにしよう。

ウイルス、コロス。

8月23日「オペラ」

2日間に渡る、
オペラの撮影が、
今日終了した。

「欲望という名の電車」

開場して、
まず驚いたのが、
お客さんの人種。
服装のせいもあると思うが、
皆カッチリと正装していて、
お金を持ってそうな感じだった。
マダムとかお嬢様とか老紳士とか。
そんな風に見える人たち。
上流階級の上品な匂いが、
所々から漂ってきていた。
SS席は1万5千円。
それを考えると、
俄然納得の行く客層。
多分会場内で、
僕は異質だったと思う。
下層階級の臭いを、
ブリブリと発していたに違いない。
ブリブリと。
ブリブリと。
本番が始まる前、
先輩に、
「お前は品位ってものがない」
と怒られた。
その時の僕は、
ボロジーンズにサンダル、
肩からはタオルを下げていた。
更に長髪でヒゲ。
まあ、
言われるのも無理はない。
相変わらず、
常識のない自分に、
反省した瞬間であった。

撮影の方はというと、
最初はやはり、
緊張してしまった。
観客の数が半端なく多くて。
そして、
当たり前だが、
会場が広くて。
とんでもなく広くて。
舞台に立っている役者が、
豆ツブに見えるくらいの広さだったので?そんな訳で、
会場の雰囲気に、
又先輩の視線に、
多少圧迫された観がありました、
チビリ屋の僕です。
しかし、
リハーサルで練習した甲斐もあり、
徐々に落ち着きを取り戻して、
撮影を遂行できる様になりました。
まあ、
とにかく、
色々と失敗もあったけど、
無事に仕事を終えることが出来たということです。
本当にいい勉強になった。
誘って頂いた先輩方に、
感謝したいと思う。

オペラを撮影したのも、
実際に目にしたのも、
今回が初めてだったが、
オペラというものに、
少し興味が湧いてしまった。
今度、普通に観客として、
オペラを観に行ってみたい。
勿論、僕に品位が備わればの話だが。

8月19日「次回作」

仮だけど、
次回作のタイトルを決めた。

「ベーカリーショップ・ロンドン」

僕の実家が経営するパン屋をベースにした、
セルフドキュメントっぽいものにしようと思っている。
まだ構成もしっかり決まっていないので、
ぼちぼち練って行く予定。
いい作品にしよう。
頑張ろう。

今日は夕方から、
新国立劇場へ行って来た。
明日からオペラの撮影があるので、
そのリハーサルを見物に。
ついでに撮影の練習も行う。
新国立劇場。
初めて行ったけど、何あれ。
でかい。きれい。すんごい。
初台には、あんなお城があるのですか。
そうですか、そうですか。

明日の撮影、大丈夫かな。
雰囲気に飲まれないようにしないと。

8月17日「帰省」

この写真、
余りにも神々しいが、
決して神ではない。
ウチのじいちゃんである。
名前はヒデトシくん。
年は82歳。

今年の盆は東京で過ごした。
13日位から大阪に帰省する予定だったが、
仕事など諸々の影響で、
今回は延期することにした。
近年はなるべく、
盆や正月の期間には、
実家に帰ることにしている。
その最大たる理由は、
じいちゃんに会うため。
おそらく、
じいちゃんも先が長くないだろうから、
できるだけ多く会っておきたいというのが、
孫としての僕の気持ちだ。

ヒデトシくんは、
ヘビースモーカーで、
酒飲みで、
ギャンブル好きな、
太っちょじいさんである。
しかし、
ここ何年かで、
急激に痩せ始め、
医者からは煙草を止められた。
最初は隠れながら吸っていたが、
遂に自分の身に危険を感じ、
今は自発的に吸わないでいるようだ。
歩くスピードも、
日に日に落ちている。
おそらく、
分速10m位が、
いいところであろう。
そんなヒデトシくんの日々の楽しみは、
酒と阪神戦と競馬。
そして何より、
楽しみにしてくれているのが、
ごくたまに訪れる、
孫である僕との再会なのだろう。
この季節になると、
ヒデトシくんの口から、
必ず出てくる台詞ー。

「おまえは、いつ帰ってくるんや

」 9月の初めに、
実家へ帰ることにした。
じいちゃんにも、
電話でそう伝えよう。

8月15日「芸術」

今日は朝早くから、
長野県の大町市という処へ行って来た。
とある雑誌社からの仕事で、
デコトラのイベントを、
撮影するというものである。

デコトラ。
今ではアートトラックという呼び名が、
一般的であるらしい。
そのアートトラック界において、
全国的に有名な哥麿会という団体が、
主催した今回のイベント。
北は東北、南は九州。
全国各方々より、
約二百ものトラック世帯が、
自慢の愛車を引っ提げて、
長野へ乗り込んで来る。

会場内は、
イカついリーゼントの兄ちゃんや、
パンチパーマのおっちゃんで埋め尽くされ、
異様な雰囲気を終始漂わせていたが、
僕はそれを楽しむ余裕もなく、
照りつける日射しの下、
ひたすら撮影を続けていた。

開会式、歌謡ショー、ビンゴゲーム、有名車紹介、
映画「トラック野郎」の鈴木則文監督を迎えてのトークショーを経て、
夜になると、クライマックスである、ナイトシーンが始まる。

日中、撮影をしながら、
これでもかと言わんばかりの、
大袈裟なデコトラ装飾に、
多少の嫌気がさしていた僕であったが、
ナイトシーンになり、反転。
鮮やかな色彩を放つ光の軌道に、
一瞬で魅了されてしまっていた。

ふと思う。
この人を魅了する瞬間、
この瞬間のために、
デコトラ人は、
デコトラ人で、
トラック装飾に、
人生の大部分を注ぎ込んでいるんだなと。
そう考えてゆくと、
デコトラ、
これはある意味、
ひとつの「作品」と、
言ってもいいのかもしれない。

哥麿会の会長が、
閉会式で言っていた。
「私は一に家族のため、二に国のため、
そして三に仲間のために生き続けます」と。
きっとこれは、
長い人生の中で、
培われた言葉なんだろう。

少々派手ではあるが、
いい作品だった。

8月13日「格闘技」

今も尚、日本中で物議を醸し出している、
亀田興毅の世界タイトルマッチの判定。
僕自身も、
その判定結果に驚いてしまった、
視聴者の一人である。
しかし、
今となってしまえば、
審判の下したジャッジに変わりはないので、
とやかく言うものでもないと思う。
亀田興毅には、
よく頑張ったと、
心から拍手を送りたい気分である。

僕は格闘技が好きである。
格闘技の中でも、
特にプライドが好きである。
なので、
プライドの民間放送が、
全面的に中止となったことについては、
落胆の色を隠せないでいる。
まあ、それはいいとして、
とにもかくにも、
僕は格闘技が好きなのである。

「山崎VSモリマン」

こないだは、
山崎VSモリマンの試合を、
後楽園ホールへ見に行って来た。
7月26日のことだ。

その試合内容が、
先週、そして今日と、
TVオンエアされていたので、
これを機に、
記すことにする。
イベント自体は、
言うまでもなく、
文句なしに楽しめる内容ではあったが、
間延びしてしまった対決(※?)や、
放送事故となった対決(※?)が、
幾つかあったことも事実。
その辺のVTR素材が、
プロの手によって、
どう編集されるのだろうかと、
個人的に気になっていたことも事実。

結果、
その部分は、
全てカットされていた。
そして、
それ以外の部分で、
構成された内容は、
コンパクトで、
テンポもよく、
何より面白かった。
恐れ入った。
やはり、
プロの腕は凄いなと、
ひとり感心してしまった。
完敗である。


〈※参照〉

?ゴリラさばき対決
リング上に現れた着ぐるみゴリラを、
どっちが早くさばけるかを競う対決。
山崎とモリオ、ゴリラの3人が、
ぐるぐるとリング上を回り続け、
かなり間延びした対決となった。

?菜箸スネ折り対決
どれだけ多くの菜箸を、スネで折れるかを競う対決。
序々に菜箸の本数を増やしながら、順番に折り合って行く。
モリオが余りにも苦痛に顔を歪め始め、
山崎が危うく勝ちそうになったが、
浜ちゃんの横暴なルール変更により、
辛うじて引き分けとなる。

8月11日「編集」

昨日めでたく給料が入りまして、
ほんの少しだけ潤った生活を、
送れるようになりました、
僕です。
潤うと言っても、
お昼に通っている、
ほかほか亭のお弁当が、
のり弁当から、
特のりタル弁当に変わるといった程度の、
些細なものなのですが。

「幸せなら手をつなごう」

この作品は、
当映画祭で上映して頂くことになった作品、
「パリレリーナの穴」の後に、
学校の卒業制作として作った、
16mmフィルムの長編です。
とある新興宗教団体のお話を、
シリアスに、コミカルに、
そして、少しのサスペンスを織り交ぜて、
描いてゆきました。

最近、立て続けに、
仕事の話が舞い込んで来ているので、
嬉しくも忙しい毎日を送っているのですが、
その仕事の空き時間中に、
この作品の1カットが非常に気になってしまい、
先程ポチポチといじっていた次第です。

思えば、
去年の今頃は、
この作品の撮影真っ只中でした。
蒸し暑い夏でした。
早いもので、
それからもう1年が経ちます。
とっても、焦ります。
焦っています。

8月9日「金欠」

先日、
貧乏時代のことを、
まるで過去のことのように描いていたが、
実は現在も、
決して裕福な方ではない。
住んでいる部屋自体の水準こそ上がったが、
基本的に生活レベルの方は殆ど変わっていない。
いや、同じだ。
はっきり言って同じだ。
えっと。
ゴメンなさい。
嘘ついてゴメンなさい。
僕は貧乏です。
全くもって、僕は貧乏です。

その証拠にホラ。
財布の中なんて、
小銭だけですよ。
お札が1枚もない。
まあ、明日給料日だからまだ良かったものの、
今現在700円ほどしかない始末です。
貧乏です。
至って貧乏なんです。
でもね、
小銭の数を、
何気なく数えてみたら、
なんと、
偶然にも、
777円でしたよ。
ほんとに。
ほんとにびっくり。
いや、ほんと。
嘘じゃなくて。
ラッキーです。
777円。
金欠に変わりはないんだけど、
なんか気分いいです。
記念に、
写メール撮りました。
なんかいいことありそうです。
いや、きっとあるはずです。

この日記を書き終えたら、
缶コーヒーと煙草を、
買いに行く予定だったんだけど、
そうすると、
残額367円。
金額、変わっちゃうね。
変わっちゃうんだね。
そうかー。
そうなのかー。

やっぱり、買いに行くのやめます。
その方がきっといいと思います。

8月8日「猛暑」

暑い。
激しく暑い。
体中から、
汗が吹き出て来る。
暑い。
夜なのに暑い。
クーラーはある。
頭の上にある。
あることはある。
でも、つけない。
限界までつけない。
クーラーをつけた時点で、
なんか自分に負けた気がするのだ。

以前、家賃2万円のアパートに住んでいた。
クーラーなんて高級機器は勿論なく、
近所の電気屋で見つけた中古の扇風機が、
僕の部屋における唯一の冷房機器であった。
しかし、その重宝とされた代物でさえも、
大都会東京の猛暑の中では、
その役目を果たすことは微塵もない。
猛スピードで回転する羽根によって、
容赦なく送られて来るものは、
室内に充満する湿気を含んだ熱風であり、
体中の汗をただ増幅させるだけであった。
そんな訳で、その頃の僕はと言えば、
朝から晩までパンツ一丁の姿になり、
暑さに耐え偲ぶ日々を送っていたのである。

だから、
クーラーはつけない。
限界までつけない。
忍耐力をつけるために、
猛暑と無意味な格闘をつづける。
頑張れ俺。
負けるな俺。
貧乏時代を思い出せ。
貧乏だったあの頃の自分を。

8月7日「郷愁」

今日は朝から埼玉県の草加市へ。
スロウライダーという劇団のDVDに収録される、
付録映像の撮影に行って来た。
内容は、その劇団の舞台を作っている、
舞台美術の方へのインタビューである。

無論、インタビュー映像なので、
話し手の表情や動作、そして会話の内容を、
ただ単に撮影するだけで良いのだが、
僕にとっては、それが逆に難しく感じられた。
インタビューを舐めるなよ、ということだ。

撮影の場所は、草加市の新田にある、
舞台美術の方の私有スタジオ。
舞台を作る為に必要な道具や木材が、
そこら中に置かれていた。

芝居から離れて幾年かが経つが、
こうして舞台の断片に触れ合うと、
よく訪れる「懐かしい」という感覚。
その感覚は、再会への大きな喜びと共に、
少しの切なさを連れてやって来る。

今日も、少し切なくなった。

ウチの劇団が活動を休止してから、
すでに約3年半もの月日が経つ。
活動休止というのは名目上であって、
実際には解散と謡われているが、
僕の中で、活動休止という事実は、
決して揺らぐことはない。
劇団員メンバーは各々、
あらゆる方面で活躍している。
何年後かに再び集まって、
芝居を打つことだってあると思うし、
そうなることを願っている。
運命的な求心力なんてモノも、
きっとあると思う。

当時劇団員として、
とりわけ後輩に位置していた僕は、
どうしようもない大根演技をする度に、
幾度となくスリッパで頭を殴られていた。
19、20歳の頃の話である。
おそらく、いつか再び芝居を打つ時も、
スリッパで頭を殴られまくるであろう、
どうしようもない僕。
僕は今年で27歳になる。
あと幾年経てば、僕も30代。
30歳という立派な大人にもなって、
スリッパで頭を殴られる。
それも、またいいだろう。

最近、どんな理由であろうと、
人に怒られることが余りなくなった。
頭の傷が疼く今日この頃である。

8月5日「青春」

渋谷のユーロスペースという単館シアターに、
古厩智之監督の短篇作品を見に行って来た。

「灼熱のドッジボール」

想像を掻き立てるようなカット。
独創的なカメラワーク。
高校生を演じる役者の動きや表情が、
驚くほど活き活きとしていた。
彼らは映画の中で生きている。
そこに存在している。
汗を感じた。
吐息を感じた。
そして、
観終わった後に、
とても爽やかな気分になった。

じりじりと熱くなった地面の上で、
裸足になるヒロインの女の子。
ふらふらと爪先歩きをしながら、
彼女に恋心を抱く男の子に、
勢いよく抱きつく。

甘酸っぱい。

僕も一度でいいから、
こんな青春、
送ってみたかった…。
あいにく僕の高校は、
全校生徒数3千人の、
マンモス男子校である。
毎日朝礼、般若心経。
月に一度の散髪検査。
全員刈りアゲ。
しっかり刈りアゲ。
染髪もダメ。
髭もダメ。
ピアスもダメ。
煙草なんぞ即退学。
そんな僕らの「青春」といえば、
菓子パンと、ビニ本と、
決して尽きることのない馬鹿話くらいでした。

強がりを言います。
あの頃は、
それはそれで、
とっても楽しかったな。

本音を言います。
あの頃に戻れるのなら、
もう一度、
やり直したい。
普通の高校生活を、
甘酸っぱい青春を、
送りたい。
送りたい…。

切なる願いです。

僕もいずれは、
高校を舞台にした映画を、
撮りたいと思っている。
しかし。
おそらく。
想像しただけで分かる。
きっと、
僕の高校生活を、
彷彿させるような、
途轍もなく、
暑苦しい映画になるんだろうな。

8月5日「初日」

初めまして。
日原進太郎という者です。

この度「夏休みの絵日記」たる企画を頂いたので、
本日より日記を書いてゆく運びとなった。
僕にとって日記とは、
かなり極私的なものであるだけに、
自分の日記を公の場で晒してしまうことは、
何とも恥ずかしいものだ。
非常に照れる。
しかも、今流行のブログというやつである。
ブログ。名前からしてお洒落だ。
お洒落なものだと、尚更照れる。
非常に照れる。すでに赤面である。

上手くやれるだろうか。
旨くやろうと思う。
それなりに見えるように、
それなりにやってみようと思う。
「ブログ」っぽいものを目指し、
ここはひとつ頑張ってみようと思う。

とりあえず、
絵を描いてみた。
お猿のススムくん。
このブログにおける、
マスコットキャラクターだ。
今勝手に決めた。

それでは。
一ヶ月弱と、
僅かな期間ではありますが、
よろしくお願いします。
蒸し暑い夏にしたいです。