ゲスト

中野裕之 なかのひろゆき

ピースな映像作家
1958年広島県生まれ。『SF・サムライ・フィクション』をはじめとする長編映画に加え、『SF・Short Films』以来、短編も多く製作。Deeelite、リタ・ミツコ、布袋寅泰など、多数のミュージシャンのPVを手がける他、CM、VPなど、その活動は多岐にわたる。ピースの種を播く活動では、7名のピース活動家やジャーナリストのインタビューを集めた「Opinions」を製作。2005年製作のショートフィルム作品『アイロン』はカンヌ映画祭批評家週間部門/ヤング批評家賞を受賞。常に見る人をなんだか気持ち良くする、ピースな映像づくりを心掛けている。

唯野未歩子 ただのみあこ

1973年東京都出身。94年より矢口史靖と鈴木卓爾の自主制作プロジェクト「ワンピース」に女優としても参加。映像の世界に魅了され、武蔵野美術短期大学でグラフィックデザインを学ぶも卒業後、96年多摩美術大学芸術学部映像コースに入学し、映画作りを学ぶ。在学中の97年、「フレンチドレッシング」(斎藤久志監督/毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞受賞)で女優デビュー。卓越した演技力と不思議な存在感で、以降、塚本晋也、黒沢清、崔洋一など日本を代表する監督の作品に出演、TV、舞台、CMでも活躍する。女優として着実なキャリアを重ねながら、2003年よりNHKの長寿番組「中学生日記」に脚本を提供、2006年「三年身籠る」(DVD11月発売決定)で長編劇映画監督・脚本家デビューを果たす。最新出演作は、待望の周防正行監督作品『それでもボクはやってない』。

古厩智之 ふるまやともゆき

1968年長野県生まれ。日本大学在学中に撮った16ミリの短編映画「灼熱のドッジボール」が、92年ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。94年に同賞スカラシップで初の長編「この窓は君のもの」を監督。2001年に長編第2作の「まぶだち」を完成させ、同作で第30回ロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞。『ロボコン』(03)、『さよならみどりちゃん』(05)など。