コトバの世界 吉浦康裕の軌跡
Trace the History of Yasuhiro Yoshiura : the world of WORDS
大学在学中より、制作を続けているアニメーション監督・吉浦康裕。前作「ペイル・コクーン」では、22分にも及ぶSF超大作を独力で完成させた。吉浦監督は、SFと演劇の要素が一同に期したスタイリッシュな作風で知られ、軽快なセリフまわしや 完成された脚本はまさに秀逸。初期の自主制作作品から最新作「イヴの時間」まで、エンターテインメントとアートの領域を横断する吉浦康裕のすべてを聞き出す。
上映終了後、吉浦康裕監督のトークを予定しています。
キクマナ/KIKUMANA
2001年/疑似モノクロ//6分
与えられた情報を一方的に教授する日常を送る少女。彼女の心象が夢の中で様々なイメージとして現れる。
水のコトバ/Aquatic Language
2002年/カラー//9分
とある喫茶店。偶然集った7人の男女。彼らの会話が織り成す不思議な時間。コトノハの君が見守る世界、水のコトバの浮遊空間。ちょっと覗いてみませんか?
イヴの時間(連作のうちact01、act02を上映)
Are you enjoying the time of EVE?
2008年/カラー//30分(各15分)
未来、たぶん日本。ロボットが実用化されて久しく、人間型ロボット(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。高校生のリクオは、自家用アンドロイドのサミィの行動記録の中に奇妙な言葉が含まれていることに気付く。親友のマサキとともにサミィの足跡をたどると、そこには「人間とロボットを区別しない」というルールを掲げた奇妙な店が広がっていた…。
吉浦康裕/Yasuhiro Yoshiura
1980年生まれ。故郷は北海道、育ちは福岡。
九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)にて芸術工学を専攻。
大学時代にアニメーション制作を開始し、作品を国内外で発表。
卒業後は福岡にてフリーでショートアニメーション制作を請け負った後、本格的な次回作を制作。2006年にOVA『ペイル・コクーン』を発売。その後、東京に移住。現在はアニメ業界の仕事を請けつつ、新作アニメ『イヴの時間』を制作中。www.studio-rikka.com/eve
NEWS & TOPICS
  • 9月29日
    プレミア上映告知、「神童」への山尾敦史さんのコメントを掲載いたしました。
  • 9月5日
    予告編ページ、特別企画「ハンガリーからこんにちは!」、2008年度ケータイサイトオープンしました。
  • 7月25日
    2008年度ホームページリニューアルしました。
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