ドレ美和日記
2.

この作品のひとつ前に「三河島ジャンケンポン」という短編映画を作りました。こちらは今年の長岡インディーズムービーコンペティションでグランプリを受賞しました。来月新潟県長岡市に行ってきます!
そしてその作品の主人公の幼少期を演じている川村悠椰くんが、萩生田監督の最新作「コドモのコドモ」で主人公の女の子を妊娠させてしまう役(?)を演じています。悠椰くんは、去年の仙台短篇映画祭で上映された作品にも出演していたそうです。またもや勝手に仙台とのご縁を感じずにはいられません(笑)
今回の日記を活用して、「東京アリラン」のメインスタッフとメインキャストをご紹介させていただきたいと思います。ここに明記した以上のたくさんの方々に手伝っていただきました。本当にありがとうございました。
【撮影】坂本莉紗 【録音】伊香真生
【出演】阿部真里子、泉水美和子、森みつる
写真はスタジオの片隅にて。メインスタッフの三人(後ろ左から坂本、朴、伊香)と、主人公の幼少期を演じてくれた小松崎夕楠ちゃんです。
2008年9月3日
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私は今年春に一人旅をしました。 中学生の時に観た、山田洋次監督の映画「十五才-学校IV-」の主人公の真似をして、屋久島に行ったのです。写真は縄文杉と鹿です。屋久島では初めてのユースホステルに約一週間ほど泊まりました。緊張しながら着いた早々、ユースホステルに宿泊してる方々が食堂に集まって、屋久島の芋焼酎「三岳」を飲みながら宴会をして いました。そこにいた何人かの方は、その日往復十時間歩いて縄文杉を見てきたのでした。そのお一人、仙台からいらしてた宮崎さんが私の隣に座っていて、翌日の白谷雲水峡(もののけの森)の探索ツアーをご一緒した方でした。宮崎さんは仙台の高校で保健体育の教師をなさっていたそうです。娘さんは私の名前と反対で「和美 」さんというお名前らしく、なので『韓国語読みしたら「ファミ」になります』などとお話しました。そして夜は、真っ暗な海でイカ釣りをしながら教育のことや人生について熱いお話を聞かせていただきました。たった1日とちょっとをご一緒しただけなのに、宮崎さんが先に帰るときには涙をこらえるくらい胸がつまりました。 もし、宮崎さんのご連絡先を知っていたら、この映画祭のことをお知らせしたいのですが、残念ながらできません。宮崎さんとまたお会いしたいという贅沢な偶然は期待しなくても、広告か何かがきっかけで私に気づいてくれたらなぁとひそかに願っております。 そしてそして、またたくさんの方との新たな出会いを楽しみにしております^^
2008年7月23日