気付くと10月。
前回、9月は挽回する宣言をしたものの、結局月イチの更新になってしまいました。
言い訳をするようですが、まぁいろいろとありまして…
実は9月中旬に結婚をしました。
ひとまず入籍だけで、式などは追々考えていく感じです。
と、極私的なことではございますが、この場をお借りしてご報告を…。
書類の記入から届け出を出すまで、一応セルフドキュメンタリー映像は押さえておきました。
いや、もちろん一般公開などはしないですが。
内輪でひっそり上映するか否か…という感じです。
というわけで、苗字は変わったわけですが制作活動はこのまま境を名乗りつづけるので今後ともよろしくお願いします。

そして、そうこうしている内にトロント出発の前日です。
この日記が更新されている頃にはもう現地入りしていると思います。というわけで、帰国翌日に仙台へお伺いします。
ではでは、会場でお会いしましょう～

せっかく日記を書く機会を与えていただいたと
いうのに、まだ2回しか書いてないじゃないか！！！
しかも1回目はちょっとした自己紹介だし…。
と、勝手に焦り、罪悪感を感じ、
9月は挽回するぞ！という意気込みを持ってみました。

夏も終わりつつあり、桃の季節とのお別れも近づいております。
桃は小さい頃から好きだったのですが、特に去年から
その美味しさに目覚めてしまい、夏はできるだけ桃を堪能したい
と思うようになったのです。
しかし桃はデリケートな果物であるが故、当たり外れも大きく、
今年は理想の桃（程よい柔らかさに熟した甘みの強い桃）
にあまり出会えていません！安い桃しか買わないせいでも
あるのですが、安くても旨い桃はあるはず、という信念で
まだまだ探求していこうと思います。

話題は変わって、「カンノウの庭」関連のご報告を。
仙台での上映の直前になるのですが、
この作品がカナダのトロントでも上映されます！
Toronto Japanese Short Film Festival 2008
http://www.tjsff.ca/
↑当然、英語だらけの情報ページです。

せっかくの機会なので、トロント行っちゃいます！！！！
現地時間で10/8、10/9に上映があるそうなので、
その数日前にカナダに行き、ナイアガラなどの観光をしつつ、
10/8に会場に行き映画祭に参加。ろくに英語も話せませんが、
舞台挨拶してしまうみたいです。
10/9に現地を出て、10/10に帰国予定。
そして10/11は仙台！と、その辺りは
スペシャルウィークになりそうです。

というわけで、これから英語字幕を付ける
作業をしなければなりません。
現地在住の翻訳家さんに訳してもらったものを
元に付けていくわけですが、単純なことですが
「ああ…」が「Oh…」になるとか、妙におもしろいです。
作品自体がそんなに難しい内容ではない為、
日本人にとってもわかりやすい英語字幕になると思うので、
字幕バージョンはまた違った楽しみ方ができそうです。
そして、この作品の「昼ドラ」な感覚はカナダ人に伝わるの
でしょうか？現地での反応が楽しみです。

前回の日記にて「そのうち鳩の写真を載せます」宣言をしたわけですが、今まで2回、部屋の中から窓際の鳩を狙い、
ケータイで写真を撮ろうと試みたわけですが、いずれも鳩に怪しい気配を察知されたようで、逃げられてしまいました。
“平和の象徴”に恐怖感を与えてしまったことに罪悪感を感じ、「もう狙いません」と心に誓ったのでした。

…というわけで、「カンノウの庭」のその後の
洋子と沢田を彷彿させるシーン（？）を激写！
きっとコレは2人でお寿司食べていたらダンナがいきなり
帰ってきた的なシチュエーションに違いありません。

先日、中里順子さん（洋子役）と板垣雄亮さん（沢田役）を
お招きして、打ち上げをと称したプチパーティーを我が家にて
開催しました！作品の完成から1年以上経っているのですが、
なかなか集まる機会を設けることができなかったので、
映画祭の入選も良いキッカケとなり、やっと開催できました。
写真には写っていませんが、助監督を務めてくれた
熊谷まどかさんも遅れて参加してくれました。

中里さんは劇団「黒色綺譚カナリア派」に役者で所属しながら、
ソロでもダンスやパフォーマンスなどの活動をされていて、
板垣さんは劇団「殿様ランチ」で出演の他、脚本や演出を手がけ、
熊谷さんは「ぴあフィルムフェスティバル2006」でグランプリを獲得
した映画監督。（私も撮影やスチールなどで参加させてもらっています）
皆、それぞれ作り手なので、堅苦しい話ではないけどソコソコに
真面目トークもしつつ、途中ウチのエアコンが自己主張が
激しいことにも気付き、妙に盛り上がったり…
（その場にいないと全く伝わらないことでスミマセン…）

そんなこんなで楽しい時間を過ごし、改めて最高のメンバーで
作品を作れたことに感謝です。

境千慧子（サカイチエコ）と申します。
これから映画祭が開催される10月までちょこちょこと日記を書かせていただきますので短い期間ですが、よろしくお願いします。
日記のタイトルがなぜ「窓辺の鳩」なのかと言いますと、今回の入選作品が「カンノウの庭」という若干スパイシーなものですので、日記のタイトルくらい平和なものにしようじゃないかと思ったわけです。
「平和の象徴→鳩」という単純な発想から、鳩を入れたいと思い、私が住む家の窓辺に鳩がよくやって来るので、このタイトルに至ったわけです。
その証拠として窓辺の鳩の写真を添付したいと思ったのですが、最近雨の日が続いていて、残念ながら鳩がやって来ないので撮れず…。
そのようなわけで、いつかそんな平和な写真も掲載できたらと思っております。

ではでは、初回はこの辺で。