06年より映画祭が開催されているイタリア中部の都市ラクイラは、09年に地震に遭い、大きな被害を出しました。昨年11月、ラクイラ映画祭で本映画祭制作作品『明日』が海外初公開されたことをきっかけに、今年は交換プログラムが実現。映画への愛が、震災という悲劇を超え、真の復興をめざす二つの都市を繋ぎます。
L’Aquila Film Festival　http://www.cleves.it/

私達は生まれてくる場所は選べないが、最期を迎える場所や来世を過ごす場所を選ぶことはできる。
どの位の人々が死を迎える前にそのことを意識し、死後の魂をどのように呼び覚ますかを考えるだろうか。
暗いイメージになりがちな死後の世界が希望ある明るいものと思える作品。

2009年4月6日にイタリア アブルッツォ州ラクイラで発生したマグニチュード6.3のラクイラ地震。
家を失い避難生活をする人々のところへ、そして壊滅状態となった街へ現れる一人の男。
彼が生きる為に選んだ術とは？

ボローニァに住む少年は、生まれつき剛腕で脚が弱い体質に悩まされていた。
そんな彼が恋に落ちたのは、少し男勝りで足の速いローズという少女だった。
色鮮やかに少年の青春を面白おかしく描いたアニメーション作品。

レフェリー（審判員） ある罪を犯してしまったサッカー審判のプシェドゥは、サルデーニャ地区の最下リーグへの移動を言い渡される。
だが配置先の田舎の試合会場は、がさつで礼儀知らずの選手やサポーターで溢れていた。

心臓の病で入院生活を送っていたニコラは、ある時近くの山に散策に行きたいといい出す。
山へ出向きしばらく自然を堪能した後もまだ帰りたくない様子のニコラに、付き添い役の医者ダニエルは頭を悩ます。

海に憧れる盲目の少女リタ。
口うるさい母親に水泳の練習を断られ、がっかりしているところで突然出会った1人の少年。リタの願いを叶えてくれるこの少年とは一体？リタと同じ立場になり、周りの音からもストーリーが感じ取れる作品。